ママ友グループの闇
私は30代の主婦。
小学校に通う息子と幼稚園に通う娘がいる。
娘の幼稚園には仲の良いママ友が3人おり、よく4人で行動していた。
ママ友A:感情の起伏が激しい
ママ友B:流されやすい
ママ友C:サバサバ系こんなメンバーだ。
ある日の夕方、家のチャイムが何度も鳴らされた。
何事かと思うとママ友Aがいた。
私「ど、どうしたの?」
ママ友A「偽物掴まされた!騙しやがって〜。慰謝料払いなさいよ!」
私「ちょ、ちょ、どうゆうこと??」
何を言っているのかまったく理解できなかった。
ママ友A「こっちは笑われて恥かいたのよ!?絶対許さないから!」
私「ごめんなさい、本当になんのことか分からないです...」
ママ友A「だからぁ (私)さんが持ってたブランド物が偽物だったの!私がそれ持ってたら友達に笑い者にされたのよ!」
私は昔からブランド品に興味がなく、自分で買った覚えもない。
さらにはAさんにそういった物をあげた覚えもない。
(そもそも物をあげたことがない。)
ママ友A「これよこれ!」
Aさんはそう言うと持っていた紙袋の中身をぶちまけた。
出てきたのは「CHANEL」とプリントされたTシャツと、シャネル定番のチェーンのついたバッグ。
それは数年前に妹がタイに行ったときに買ってきたコピー品だ。
興味ないのでずっとしまってあった。
私「あ〜これか!でも、どうしてAさんが持ってるの??」
ママ友A「...。」
私「あげたっけ?」
ママ友A「...とにかく私に恥かかせてどうするつもり!?」
ここでようやく状況を理解した。
私「あっ、ちょっとここで待ってて。」
そう言ってママ友Aを玄関の外に出し、家の中で警察に電話した。
私「あ、警察ですか?家に泥棒がいます!!すぐ来てください!!」
外でママ友Aが「ちょっといつまで待たせる気!?」
「逃げるの!?」
など言っていたが、警察が来るまで無視した。
数分後、警察官が何人も到着した。
ママ友A「ちょっとなんなのよー!?」
警察「どうされました?」
私「この人が私の物を盗みました。」
しかし、ここでママ友Aがとんでもないことを言い始める。
ママ友A「なに言ってるの!?この人偽ブランド品を持ってるんですよ!犯罪ですよね?」
私「なに言ってるのはこっちのセリフ。勝手に人の物盗って、偽物だったから恥かいた、慰謝料払えってめちゃくちゃよ。恐喝でしょ。」
その後、個別に事情聴取を受けた。
家では指紋の採取なども行われることに。
ママ友Aが私の家から物を盗んだことは認めた。
被害届を出すかどうかは、夫と相談することにした。
ママ友B、Cと LINEグループを作り、このことを報告。
しかし、ここで予想もしなかったことが起きた…。
夫が帰宅したので今日起こった出来事を話していると、家のチャイムがなった。
誰かと思えば、ママ友Bとその旦那さん。
私「こんばんは。急にどうしたの??」
ママ友B「ごめんなさい!!」
そう言ってママ友Bは泣き出した。
私「えっなにが??」
ママ友B「これ...」
そう言ってママ友Bが差し出したのは某アーティストのサイン入りCD。
うちに置いてあるを見て欲しくなり、思わず盗ってしまったとのことだった。
ママ友Aの件で怖くなり白状したというわけだ。
私「言ってくれればあげたのに...」
それを聞いてさらに泣き出すママ友B。
ママ友B「本当にすいません。警察だけはどうか勘弁して...」
私「いや、警察って...」
ママ友B「私がバカだったんです。Cさんの言ったことを真に受けて...」
私「Cさんの言ったこと??」
ママ友B「えっと... Cさんが(私)さんはスキがあるから盗ってもバレなそうって。」
私「ちょっとなにそれ!」
ママ友B「あと、バレても謝れば許してくれそうって... でも、Aさんが警察沙汰になって私焦って...」
私「3人で裏でそんなこと言ってたんだ。」
ママ友B「ごめんなさい!」
ママ友Aのことでただでさえショックだったのにさらに傷口をえぐられた気分だ。
ママ友B夫「妻は別の盗難のこともあり混乱しているので、今日はこれで失礼します。」
そう言って2人は帰って行った。
(えっ別の盗難ってなに...)
いろいろなことが一気に起こり、頭も心も追いつかない。
今後どうするかについては、夫と相談していったん保留にすることにした。
翌日、園へ迎えに行くのが憂鬱だった。
ママ友Bの子は休んでいた。
ママ友Aの子は来ており、ママ友Aは私を見つけるとこちらに向かってきた。
(うわ〜こっち来るよ... どういう神経してんだよ...)
ママ友A「(私)さん、昨日のことなんだけどさ〜...」
私「なに?」
ママ友A「いろいろ考えたんだけど、水に流そうと思って!」
私「はい!?」
ママ友A「私も恥をかかされたこと水に流すから、(私)さんも私がしたこと忘れてね!」
私「え...?」
ママ友A「あんなに大事にされたのはムカついたけど我慢するよ!」
開いた口が塞がらないとは、まさにこのことだった。
あまりのことに言葉が出なかった。
ママ友C「ちょっとあなた、頭おかしいんじゃない?」
誰かと思ったら、ママ友Cが乱入してきた。
ママ友A「ちょっといきなりなに?」
ママ友C「(私)さんから聞いたわよ。泥棒して逆ギレしたんでしょww」
ママ友Cの声が大きかったので、周りのママ達がこちらを見た。
ママ友A「ちょっとCさんデタラメ言わないで!」
周りの目を気にして怒るママ友A。
ママ友A「(私)さん、言いふらしたの!?信じられない!」
私「言いふらしたって、仲の良いBさんとCさんに伝えただけよ。 2人も同じ被害を受けてるかもしれないから。」
ママ友A「それを言いふらしたって言うのよ!ねぇそれ名誉毀損だよ?また罪を重ねる気?」
私「また??」
ママ友Aの頭のおかしさにもう呆れてしまった。
ママ友A「偽ブランド品持ってたでしょ!」
ここでなぜかCがAに言い返す。
(私は言い返す気力も出なかった。)
ママ友C「犯罪者はアナタでしょ?ど・ろ・ぼ・う!子供いてよくそんなこと平気でできるわね。」
ママ友A「は?ちょっと引っ込んでてよ。 (私)さんと話してるんだから。」
ママ友C「(私)さんはあなたが頭おかしすぎて困ってるのよ。」
AとCがヒートアップしはじめた。
私「ちょっと、 2人とももうやめて!」
私が間に入り、なんとか言い争いを止めた。
Aは怒りながら、どこかへ退散した。
ママ友C「ホントあの人頭おかしくて困るわね〜。」
私「でも、Cさんが言ったんだよね?」
ママ友C「なにを?」
私「私から物盗んでもバレないって。」
0ママ友C「...えっ?なんのことかな?」
しらばっくれるママ友C。
私「しらばっくれないで!Bさんから聞いたからね。」
ママ友C「うわ~あの人漏らしたんだ。」
私「漏らしたんだってどういうこと?人としてまず謝るのが普通じゃない?」
ママ友C「あ〜ごめんごめん。でもよく考えてみて?私は悪いことしてないから。」
私「そういう問題じゃないでしょ!なんでわざわざそんなこと言ったのよ!」
ママ友C「あ〜それは...」
私「なに!?」
ママ友C「あの女を園から追い出すためよ。」
私「えっなに!?誰のこと?」
ママ友C「Aだよ。」
私「なんでAさんを...?」
ママ友C「あの女、うちに来たとき旦那にベタベタしやがったの」
ママ友Cの話ではAが遊びに来たことがあり、その際ずっとC夫にベタベタとボディタッチをしており、腹が立ったとのこと。
その後もAがまたC宅に行きたいと言うようになり、Aのことが本気で嫌いになったらしい。
そして、園から追放してやろうと考え、泥棒を誘導するようなことをAの前で言ったらしい。
ママ友C「まさかこんなにうまく言うとはねww あの女は根っからの泥棒ってことね。まぁ自分が泥棒のくせに、 (私)さんに文句言って警察沙汰になるとは思わなかったけどねww」
私「あなたは満足かもしれないけど、私は巻き込まれて迷惑なんだけど?」
ママ友C「だから私はなにか犯罪犯したわけじゃないから恨まれてもね〜。」
そう言ってCは去って行った。
後日、私はAとBの盗難に関する被害届を出した。
AとBの子は園を辞めて、その後の2人は知らない。
正直、ママ友A以上にママ友Cにムカついていた。
ママ友AにCが言っていたことをチクってやった。
「アンタはあの人に手の上で転がされていたのよ」と言うと、A激怒。
なにか仕返ししてくれることを期待していたが、まさかCの旦那にもうアタックし寝取るとは...
慰謝料やらで揉めて結局どうなったかは知らないが、そのときママ友Cから怒りの連絡があった。
ママ友C「アンタがAに言ったせいでこんなことになったのよ!」
私「あはははは。」
ママ友C「なにがおかしいの!」
私「私は悪いことしてないから。自分が選んだ旦那を恨みなよ。」
Cに言われたことをそのまま言い返してやった。
結局Cの子も園を去り、今は私だけ残り平和。
